最初は、止めないための確認から。

過去の資料を全部集める前に、直近の運用で止まると困ることを確認します。広告の公開・停止、ページ更新、メール配信、請求、問い合わせ対応。期限の近いものから、誰が引き受けるかを決めます。

資料があることと、次の担当者が使えることは別です。重要な作業を一つ実際に進めながら、必要な情報と足りない情報を確かめます。

引き継ぐ情報を、5つに分ける。

  1. アカウント・権限・契約の管理者。

    広告、アクセス解析、CMS、CRM、ドメイン。会社が管理できるアカウントか、権限を変更できる人と契約窓口は誰かを確認します。共有資料に認証情報そのものは並べず、社内で定めた管理場所と権限を記載します。

  2. 進行中の施策と、直近の予定。

    配信中・制作中の施策ごとに、目的、現在の状態、次の作業、担当を残します。公開日・停止日・入稿日・承認待ちを確認。自動配信や定期更新の予定と、止める方法も対象です。

  3. 予算と、支払先。

    出稿費、制作費、支援費、ツール費を分け、月の上限・承認者・支払方法・契約更新の予定を整理します。発注済みの範囲と、これから判断できる範囲も分けておきます。

  4. KPIの定義・計測・レポートの所在。

    指標が何を数え、どのデータから作られるか。集計期間、除外条件、手作業の補正、確定時期を残します。レポートだけでなく、作る手順と元データの場所も確認します。

  5. 判断理由・未検証の仮説・連絡先。

    なぜこの顧客を狙い、この広告を残したのか。試してやめた施策は何か。結果と一緒に判断の背景を残します。未検証の仮説と、パートナーの役割・相談事項も添えましょう。

一枚にまとめる引き継ぎ表。

情報の保管庫を丸ごと写す代わりに、必要な場所にたどり着くための案内をつくります。次の5項目を用意し、上の情報ごとに埋めていきます。

項目
何を引き継ぐか
保管場所
参照先・管理先
責任者
判断・対応する人
次の対応
未完了の作業
期限
確認・実施する日

不明な箇所は「未確認」とし、誰に何を確かめるかを書きます。最後に、引き継ぐ側が資料だけを見て次の作業に進めるか確認します。

次の担当者が決まっていないとき。

一人ですべてを引き受けず、方針を決める人、施策を動かす人、数字を確認する人を分けます。既存パートナーに任せられる範囲と、社内で決めることを整理しましょう。

AVENCIAは採用までの支援も含め、足りない役割に合わせて体制を組みます。後から社内へ戻せるよう、判断と運用の引き継ぎも見据えて進めます。

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